- 2015.09.10 Thursday
iPad Pro、新Apple TV 、iPhone6s、AppleWatchエルメス、、、、。一言で言えばゴージャスだった2015秋のAppleの発表会。
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恒例の業績発表も省くくらいに盛り沢山で、どの新製品を中心に書けば良いのかも分からず、バース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発、というと言い過ぎかもしれないですが、どの新製品もインパクトはありました。(事前に予想されてたとしても。個人的に予想記事を見てないからかもしれないですが。)
まず、Apple Watchには、エルメスのバンド来ました。真弓の先頭打者ホームランという感じでしょうか。
Apple Watch - Apple
Apple Watchはすでに健康のために効果あると認識されてるようで、満足度も97パーセントと非常に高い数字になってます。
しかもこれから、Watch OS 2が来て、さらに進化するわけで、満足度はさらに上がると思います。
ただ、Apple Watchは最初から、デジタルガジェットとしてではなく、あくまでファッション性を追求していく、というもう一つの大きな軸が明確にあったわけで、ようこそエルメス、という感じでしょうか。
スポーツモデルに、ゴールドも来ましたね。個人的には分不相応に目立つからブラックで良いんですけど。
次にiPad Proですね。
サイズは12.9インチで、重さは初代iPad並み(約700g)という薄大きいiPadの登場です。
Apple Pencilや、物理キーボードのカバーも使うことができるようで、まるでSurfaceなんですけど、あくまでiOSですから、文字通りiPadのProなんですよね。SurfaceのProじゃない方と比べるべき製品かと思いますが、流石にiPad Proの方が出来が良いという評価にはなるんじゃないでしょうか。
値段も8万以上はするようで、従来のiPadに比べると、かなりクリエイティブメインな印象がありました。
それにしてもiOSデバイス用のチップの性能がやたらと高くなってますよね。下はiPad ProのチップA9Xの性能についての説明です。
iPad Pro - テクノロジー - Apple
近い将来的には、一部のクリエイティブ系以外は、モバイル端末の性能で事足りるんじゃないの?と思い、PC向け印象の強いインテルって大丈夫なの?とか思いましたが、インテルも対策をしてたようですね。
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iPad Proのペンやキーボードは、使い勝手がどうかのレポートも楽しみに追ってみたいと思います。
物理キーボードにはトラックパッドが無いあたり、トラックパッドの操作性や使い心地が大きなウリの一つであるMac Bookとはかなり違う印象で、Mac Bookとは全く別の製品という印象です。
Apple TV - Apple
そして、新Apple TVなんですが、これを見た時に思いだしたのは、ティム・クックCEOは就任当初からテレビに関する新製品についての質問をよくされていて、「どの企業もリビングを狙ってる。」と答えていたことですね。
あれから4年経って、Apple流のリビングへの本格的なアプローチが始まったのかもしれません。
SiriとかTV OSとかApple TV用のApp Storeの新設というのは、Apple製品に慣れしたんでいる人達からすると、今までより本気度高く感じられる要素かと思います。
AppleはFinal Cut Pro XやMac Proで割と早い段階から4Kにも本気な感じがあって、4Kテレビは当然に意識してたでしょうから、テレビのあるリビングを軽視するわけにはいかないですよね。
まだ4Kの時代でもないような印象ありますけど、今回iPhone6sも4K動画に対応しましたし、4K動画の綺麗さを堪能するためにも、大画面の(4K)テレビ、そしてリビングは今後ますます重要視されるかもしれません。
4Kテレビも大分値下がりしてきてるようですし。
追記:現時点ではApple TVは4Kストリーミングには未対応のようです。
iPhone 6sは4K撮影&編集できますが新しいApple TVは4K未対応です : ギズモード・ジャパン http://www.gizmodo.jp/2015/09/iphone_6s4kapple_tv4k.html
HDMI1.4には対応しているので、制御チップのスペック的には4K/30Hzに対応しているはず。将来的にファームウェアアップデートで4Kに対応するかも...という夢を見るか。
デモを見ても、ゲーム用途としても、まだ弱い感じしますし。
それでも、ゲームが主目的とも思われてるようです。任天堂対抗馬的な位置づけで。デモにおいても、複数人でのプレイもアピールされてましたしね。
現状だと、写真も、テレビの大画面で見ても、かえって大画面故に画質イマイチに感じちゃうこと多いんですよね。なんかiPadで見てる時よりもアラが目立つな、みたいな。しかし、それはAppleのせいでもないんで仕方ないんですけど。
画質にそこまで期待できないとなると、あとはコンテンツの内容ですよね。それがレベルが高い前提なら、新Apple TVの検索機能等はさらに活きてくるとは思います。質の高いコンテンツが豊富にある前提ですよね。App Storeで提供されるアプリも含めて。
テレビは大画面ですが、それを占有するためには、それなりの説得力が必要なとこが難しくもあるんだなと改めて感じました。
以前よりも高機能なApple TVをテレビと結びつけることで、そこまでテレビ離れしてない層相手にもAppleのエコシステムを強化していくという感じなんでしょうね。
テレビ離れしちゃってる人には、iOSデバイスのさらなる高性能化で訴求することは当然の前提として。
最後に、iPhone6(Plus)sですが、3D Touchという新技術に、1200万画素カメラ、4K動画、、、、、バカ売れ必至ですよね。
Appleもそれを想定して、かなり製造してるようですし。Androidからの乗り換えもさらに進むんではないでしょうか。
なんか、スペックをウリにしない昔のAppleの印象が懐かしいくらい、ゴージャスになりましたね。
以前のiPhoneは、そんなに高くないスペックでも使い勝手が良い、という印象だったんですが、普通にスペックも上げてきて、さらに値上げはしない、ということで、やはりバカ売れ必至でしょうね。
Appleの売り上げの数字も昨年のようにゴージャスになるんではないでしょうか。
《新記録》Appleが世界の四半期の売上の史上最高値を更新。予測を超えるiPhone人気。 | Creative Arts Showers's Blog
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- by watarai9