- 2015.10.12 Monday
才能とか素質とか天才性は、結局どれだけその分野について努力できるかがかなり重要な判断基準だと思った件。
才能とか素質とか天才性について、ともすると、努力してないのにいかにヒョイヒョイとできるか、という基準で測られがちな面もあるかと思います。
しかし、そういう面で測れる才能というのは、おそらくあくまでアマチュア領域でのみ通用するものだと思うんですよね。
プロの世界では、努力してないけど出来るという才能だけに甘んじてるとやはり通用しないのがどの分野でも現実ではないかなと思います。やはり、上には上がいて、上に行くほど厳しい世界になるでしょうから、その後の努力なしでの対応は難しいと思います。
スポーツの世界でも、結果を残して天才と言われるような選手が沢山いますが、例外を探す方が大変なくらい皆努力家ですよね。
例えば、NBAで現役中からレジェンドと呼ばれたラリーバードなんかは、最初の年から新人王を獲得するくらいの成績で、結局全盛期以外の新人の頃や引退する最後の年まで、平均で20得点以上という凄い成績を残してきたわけですが、彼は誰よりも早くに練習を始めて、誰よりも遅くまで練習していたそうです。
NBA Players: Larry Bird Profile and Stats
右利きの選手なんですけど、プロになってからは、左手でも右手と同じくらいにシュートを決めれるようにもなったそうです。
身体能力なんかはリーグでも下から数えた方が良いくらいの印象でしたが、そんなハンデがあっても、ボールを渡せばどこからでもどうやっても点を取れそうな選手で、そんな選手がプロになってからもチームの誰よりも練習をしてたというのが事実なわけなんですよね。
日本で言えば、イチロー選手の日本だけでなくアメリカでの活躍も有名ですが、自身に対する天才という表現に対しては、持論を展開してますよね。
イチローの名言・格言集。努力の天才の言葉 | 癒しツアー
”努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。
努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、
僕はそうだと思う。
人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。”
人並み以上の努力家だったイチローの過去 - NAVER まとめ
イチロー選手が天才打者たる所以『努力の仕方の差』 | 1分で感動
結局、才能の有無って、取り組んでることに継続的にどれだけ努力できそうか、である程度判断できるんじゃないかなと思います。
これは、もちろん、最初から相対的にあまり出来なくて、それ故にその後も努力もする気はしない、という場合はやはり才能は無いということになるかなとも思いますので、最初から相対的にある程度できるといのは必要条件くらいにはなるかなとも思いますが。
しかし逆に、最初アマチュア的な段階であまり努力しないでもある程度高いレベルで自然とできても、その後の努力をする気が起きない、という場合もやはり、そこまで才能は無いと考えた方が良いのかなと思います。上のレベルに行ったらその姿勢では通用しない確率の方が高いですよね。
結局、最初からある程度得意で、その後もやたらと人一倍努力できそうなことこそ才能があると言えるのかなと。
どんなプロの領域の人でも、天才と言われるような結果を残してる人はこういう感覚でやってきてるんだろうなと思います。
自分の狭い経験を振り返っても、他の分野では、そこそこできるもののそこまでやたらと努力する気も起きないな、という自覚があるものがあって、一流にはならないだろうなと思ってたことありました。当然現実そうでしたし。なんか自分で分かってはいました。
その経験があったからこそ、今やってるCreative Art活動はそれとの対比で、最初から玄人ウケするかなりのことができたし、内側から喜びが爆発するような感覚もありましたし、それ以上にその後の予想以上にしんどい継続的な努力を続けてきた上で、今後も続けられそうだからやってるようなもんなんです。
さすがに、そういう感覚なくしてやる程馬鹿じゃないと言いますか。
これは、以前記事に書いたようなことも大きく関係してるかとは思います。要は、どれだけ深い部分からこみ上げてくるかの問題だと思うんですよね。
人間にとっての「静かな」方のエネルギー(ハワイで言えばマナ)の重要性。情熱にも関係あり。 | Creative Arts Showers's Blog
こういう、どれだけ努力できそうか、という視点で感じた時に、現時点で自分にとって弱い部分もいくつか昨夜見つけました。才能ないなと、笑。あまり考える気もしないし、そこまでやる気もしないなと。
そういうことに関しては、一流にまではならないでしょうが、現実あまりにダメでも困るので、そこはちょっとエネルギーワーク的に対応して、ちょっと成果も感じたりもしました。
あまりにダメなことはやはりトラウマ的なこととか妨害的なことも関係してたりすることもあるでしょうし、そういう点については気付いたらすぐに解消していきたいなと思ってます。
いずれにせよ、漠然と「才能の有無」というマジックワードで感じるよりは、「どこまで努力できそうか」という基準で判断する方が分かりやすい面もあるなと実感しました。そして、この基準で検討して自分についても改めて気付いたことがあった昨夜だったのでこの記事を書いてみた次第です。
ちなみに、ブログについてもあまり才能感じてません、苦笑。これでも、初期に比べたら進化してるんですけど、それでもやたらと書きたいような情熱みたいなものは湧いてこないんで。
現実的に考えて、最低週1ベースで継続することを目標としてますm(__)m。
- 気になったこと
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- by watarai9