- 2016.01.13 Wednesday
【Mac】BoxyというInbox by GmailのMac向けアプリ。Airmailの弱点を補う価値はあるので、併用中。
一昨年でしたっけ、GoogleがGmailとは別に、Inboxという新しいメールソフトを打ち出して、iPhoneアプリなんかも登場してて、話題になってたので使ってみた記憶あります。
ただ、当時iPhoneアプリを使った感想としては、確かに新しい機能はあるものの、メールの処理は主にMacで行ってた自分としては、iPhoneアプリの容量がGmailアプリとほぼ同じくらいどんどん大きくなる、ということに気づき、削除してしまいました。
しかし、最近、そのInboxの機能がそのまま全て使えるというMac向けのアプリが出たので、改めてまたとりあえず使ってみました。
今までは、メールの処理は、もっぱらAirmailで行ってたんですよね。
このアプリはかなり便利です。
Airmail2.0 Macの優良メールアプリがYosemite対応。通知センターウィジェットは便利。アカウントも引継ぎ可能。(追記) El CapitanのSplit Screenにも対応。 | Creative Arts Showers's Blog
Inboxと違って、Gmailの複数アカウントや、Gmail以外のメールを全て一覧することもできますし、未読メールだけ表示したり、特定のアドレスからのメールだけズラッと表示させたりもできます。
ただ、送られてくるメールが増えてくると、 いくら特定のアドレスを選んで一括表示させて、アーカイブや削除をしても、段々とその日に送られてきたメール群の全体像を把握するのが困難になってくるんですよね。
その、「送られてきたメール群の全体像を把握する」という点において、このBoxyはかなり便利です。
予めプロモーションとかショッピングとかのグループがあって、そこにメールをドロップするとそこにグルーピングもできたり、新たに自分でグループを作って、そのグループにアドレスを登録することで、届いたメールを自動的にグループ表示させることができます。
Gmailでも予めプロモーションとかは分類されてて便利ですし、多分、Gmailでも新たなグルーピングとかもできるんでしょうけど、Boxy(Inbox)はもっと簡単に新たなグルーピングをする気になります。(サイドバーに、新規作成という項目があります。)
特定の、情報発信に熱心なアドレスから沢山メールが届き、その中の一部は見ることもあるようなケースがあるんですが、そういう場合には、その発信元の名前でグルーピングすれば、受信箱でもグループ名だけが表示され、その中に全メールがまとめて整理されてるようになります。
この機能によって、かなりメール群全体の一覧性が高まります。
ただ、Inbox自体がGmail限定で、しかも複数アカウントを全て一覧する機能まではないようですが。(いちいち切り替えないといけないようです。)
それと、もう一つ便利なのが、最近Web版のGmailで、メールを誤送信した場合に、一定時間内であれば送信を取り消しできる機能が実装されたようですが、その機能がBoxyでも使えます。(下に、「取り消す」という文字が一定期間表示されます。)
これは、結構便利です。
なにせ、Airmailで勘弁してほしいのが、メール送信のショートカットキーがCommand+Shiftキーなんですが、普段ブログ用にMarsEditを使って書いてると、改行のためにそのCommand+Shiftキーを常に押すんですよね。常に。
ブログ200記事突破。改めて、MacとMarsEditとJugemPlusのおかげだなと思うわけで。 | Creative Arts Showers's Blog
普通にShiftキーを押すだけでは、WordPressでは改行されないらしいですし、ジュゲムだと?マークが記されちゃうんですよね。
ですから、この習性でもって、Airmailでメールを書いてて改行のつもりで癖でCommand+Shiftキーを押した時に、メール作成の途中なのに送信されてしまった、、、、、というケースが何度かあります。
そういうヘマができないようなケースは、むしろあえてiPhoneから送信したりしてたくらいです。
しかし、これからは、Macでのメールの作成と送信はBoxyで出来るなと、ちょっとホッとしてます。
その他、Inboxの売りの機能としては、添付ファイルの中身がある程度見れるとか、メールをスヌーズしたり、そのままリマインダーにできる等あるようで、それらも便利だと思います。
Boxyを上手く使えば、メールをグルーピングすることで一覧性を高めて、大事なメールを見逃さないようになる可能性は高くなるなと思いました。
ただ、個人的には普段のメール処理の中心は今でもやはりAirmailですね。
複数アカウントの全メールを一覧できたり、特定のアドレスからの未読メールだけを全表示させたりできるのはとても便利です。
Boxyとの併用の仕方としては、まずBoxyでその日と前日のメール群の全体像を把握します。そして、プロモーションに分類されてるメールをタイトルだけ見て必要を感じなければ、グループごと一括で削除します。
その後、Airmailで全アドレスのメールをチェックするという流れになってます。
以上のような、自分のInboxの使い方間違ってるのかな?と気になったので調べてみたら、概ね大丈夫だったようです。
元々、Inboxは、普通の人以上に毎日沢山のメールを処理する必要のあるGoogleの社員向けに作られたようですね。
一覧性の良さや、メールからそのままリマインダーにもできるような機能も納得です。
アメリカのライフハッカーの人もやはり同じようにメールを簡単にひとまとめにグルーピングできる機能を重宝してるようです。特定の人達からのメール用のグループを作ってるようです。
Googleのメールサービス『Inbox』で、メール活用術はこう変わった | ライフハッカー[日本版]
確かに、その有用性は納得です。
グルーピングした結果は、Gmailの方にも反映されてるようで、Airmailでも反映されてますから、その点でも便利さが増したなと思います。
Google自体、GmailとInboxを共存させて、連携させてますから、自分の場合はAirmailとBoxyの両方を上手く使うのが良いんでしょうね。
あまりWebアプリは使わないんで、Inboxはずっと使ってなかったんですが、今回のBoxyの登場でようやくInboxの良さがわかってきた最近です。
- Macアプリ
- 21:16
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- by watarai9