- 2017.06.08 Thursday
Things3が、Apple製品専用アプリならではの、素晴らしいタスク管理アプリだった!
そんな最近、Things3というタスク管理アプリが出たんですが、当初「タスク管理アプリ」「6000円」その2文字だけで「要らないな」と思ってました。。。 ところが、ある日、なんかこのアプリが必要っぽい、、と感じ始めたんですよね。。。
そこで、まず色々と調べました。
タスク管理アプリというのは色々とありますが、多いパターンが、アプリ自体は無料で売っていて、全機能を使えるようになるためには月額課金というケースで、Things3はその中では珍しく買い切り型で全機能使えて、1年以上使う分には他のアプリよりも安いです。
そして、実際の操作性みたいなのも気になったんで、Youtubeなんかもチェックしたら、ちょうど良い動画がありました。
Macで使うタスク管理アプリとしては、2強のイメージのあるThings3とTodoistの比較動画ですね。
この動画を見たのが、結構自分の中では大きかったです。というのも、Todoistの画面を見た時に、「これなら絶対要らないな」と感じてしまったからです。。。。デザイン性とかよりも、画面から発してるものを感じて、、という感じですね。なんかちょっと機械的な感じがして。
まぁ、普通にありがちな、ごく普通の、特に悪くない画面だとは思いますが、だからこそ、わざわざ要らないかな、と思ってしまったんですよね。。。Evernoteを愛用して、メモも多用してきてて、やるべきことくらいは大体把握してますし、厳密な期限あるものはリマインダーアプリの2Doも使ってますし、2Doもまぁタスク管理アプリ的な使い方もできそうですし、わざわざこっちのタスク管理アプリを使わなくても良いかなと。
それに比べると、Things3の方の画面を見た時には、むしろ「なんか良い感じ」に感じたんですよね。
正直、この時点では、あまり機能的なことも詳しくは分かってなかったんですけど、「画面の感じがTodoistより良いな」とは思いました。長く使っていく上では、こういう感覚は大事だなと思ってますんで。
そして、アプリのレビューも見てみると、まぁ高評価なんですよね。Mac版も、iOS版も。特に、操作性とシンプルさが好評のようで。
(今日、Appleが素晴らしいと認めたアプリに贈る『Apple Design Award 2017』にも選ばれましたね。2017/06/08)
Thingsは、他のタスク管理アプリと違って、Apple製品でしか使えないアプリで、過去の経験からも、「Apple製品専用に開発されたアプリだからこその良さ」もあるんだろうなとも感じたんで、思いきって買ってみたんですよね。
そして、実際に使い始めてみたんですが、まぁ素晴らしいです、笑。
個人的に、何が素晴らしいかというと、タスク管理からイメージされる「やるべきことリスト」じゃなく、「やりたいことリスト」になるんですよね。
これが、Apple製品専用アプリならではの、一番の醍醐味じゃないかなと思います。パソコンだって、Macは、それをあえて選んでる人達からすると、「使わなきゃいけない」とか「まぁ使える」というよりは、「使いたい」ものなわけですよね。
今この記事を書いてるのも、Macでは超有名なMarsEditというアプリですけど、このアプリも買った最初に一番凄いなと感じたのが、「なんか書きたい」と思わせる力だったんですよね。開発者が元Appleの社員だったという話も妙に納得しましたけど。
そういう、Apple製品とか、Apple製品専用の有名なアプリに見えない形で存在している「使いたい」と思わせる力が、このThings3にもあるのが素敵でした。
なんか、このThings3にどんどん書いていけば、いつかそれは実現するんじゃないか、と期待させてくれます。
タスク管理アプリによっては、思いついたタスクをどんどん書いていくと、「やるべきことリスト」が山積して、逆に気分下がるから、結局あまり利用しない、、、みたいなこともあり得ると思うんですが、Things 3の場合は、そんなことはなく、どんどん書き足していってます。そして、実際に、効果も出てます。(個人差あるとは思いますが。)
使い方は自由だと思うんですが、自分の場合は、「今日」という項目に、「特に期限はないが一日も早く実行できたら良いこと」を入れてしまいます。そうすると、そのタスクを完了するまで、毎日「今日」の項目にそのタスクが繰り返し現れるので、優先的にやるべきことが一目瞭然です。(もちろん、各リストは簡単に上下に移動して優先順位を分かりやすくできます。)
当然、「今日」の項目にタスクが溜まっていくんですが、それがこのアプリだと気にならないんで、堂々とやらずに放置しつつ、「早く実行できたら良いな」とは思ってます。「早くやらないといけないリスト」ではなく、「早くやりたいリスト」という感じですね。
今日が期限のものは旗マークで目立ちますし、別途リマインダーアプリも併用してるんで、ごっちゃになることはないです。
「緊急性はさほどないが重要なタスク」をどれだけこなせるかが将来を変えるとよく言われますけど、Things3でこんな使い方を始めてみました。
そして、毎日まず「今日」の項目を見て、何を優先的にやろうかな、、、とちょっと考えることから、一日がスタートする習慣になりました。以前はEvernoteを見てたんですが、より楽に有意義な一歩を踏み込みやすくなった感じですね。
とりあえず、最初に15分の掃除をすることも毎日の繰り返しのタスクに設定してるんですが、1週間くらいで、既に自分の中で習慣化されたのを感じましたね。このアプリのおかげです、笑。そういう習慣化とかにも利用できるアプリだなと思います。
仕事だけじゃなく、プライベートにも使えることを前提に「エリア」という概念(ジャンルみたいなイメージ)もあるアプリなんで、毎日プライベートでも、「できればやりたい」ということがあったら、このアプリに書き込むのは良いんじゃないかなと思います。
具体的な機能に関しても、なかなか良くて、まず分類も何も考えずに「受信」というとこに、思いついた「タスク」をとりあえず書いておけます。そして、後で、そのタスクを別の項目に自由に移動して整理できます。
タスクの項目については、「エリア」という概念でジャンルを大きく分けて、その中に複数プロジェクトを作り、そのプロジェクトの中にさらにリストを作り、そのリストの中にさらに子リストを作れます。
例えば、プライベートという「エリア」を作って、その中で、「料理」というプロジェクトを作り、「レシピを調べる」とか「買い物」というリストを作り、さらに「買い物」というリストの中に、実際に買うものを子リスト化することができます。
また、プロジェクト内では見出しが作れて、さらにカテゴリー化して分類もできるので、タスクが整理しやすいです。
他にも、カレンダーアプリと連携したり、メモにリンクを貼ったり、タスクの繰り返し設定したり、タグをつけて、タグでリストを絞って表示したり、項目毎に別ウィンドウで並列して表示したり、必要なことや便利なことは色々できます。
ただ、現状、他の人と同一画面内でタスク管理を共有したりする機能はないようです。
このThings 3は制作に2年くらいかかってるらしく、具体的に作るときにどこがどう大変なのか全く分からないんですけど、最近もアップデートもありましたし、今後もさらに良くなっていくことも期待しつつ、自分のように、今までわざわざタスク管理アプリを使わなかったという人にもオススメしたいアプリだなと思います。
特に、Apple好きな人にはオススメです。
追記 (2017/08/17 )
購入して使い始めてから1ヶ月以上経ちましたが、非常に良いです。最初15分の掃除は本当に習慣化されました。最初に15分くらいやらないとちょっと気持ち悪いみたいな感じで。やはり習慣化って、潜在意識にまで落とし込めるんで具体的現実的な影響が大きいんですよね。
このアプリを買う前から、「仕組み化」とか「習慣化」への意欲は高まってたんですが、このアプリの導入で、あっさり実現しました。
なんか、このThingsを使うようになってから、良い流れを作ることが簡単になったように感じてますし、その分未来も良くなるのではという感覚も増して来ました。
やるべきことを思いついたら、このThingsに書き込んで毎日チェックしてるうちに、自然と習慣化されたり、優先度の高いタスクは流石に実行されていきますし、リマインダーアプリに登録する程でもない小さいタスクを実行し忘れることもなくなりました。(自分の場合、念のために過去の膨大な動画を毎日ちょっとずつクラウドへバックアップすること等は、今でもよく忘れてこのアプリを見て思い出して実行してます。。。)
Evernoteにメモを書き溜めているだけよりも、具体的現実的な行動に繋がりやすくて、日々の生活の中で現実的に良い流れを作りやすいなと実感してます。
ポイントはやはり、Apple好きな人にとっては、普通のタスク管理アプリよりも、このアプリの方が「やりたい」と思える度合いが強まるであろう点にあると思います。(個人差あるでしょうけども。)
(因みに、本当に忘れてはいけないことは、2Doというリマインダーアプリを今でも使ってます。15分毎などのリマインドの繰り返し機能が使えるので。)
追記 (2017/09/20) 最近は、最低でも週に1回は、タスクを整理する(優先順位を並べ替える、プロジェクトに分類するetc)こともタスクとしました。特に、「今日」の項目で、タグ毎に表示したりもできるんですが、プロジェクトに分類しておいた方が、一覧的な見やすさがアップします。(「今日」の項目は、プロジェクト毎にカテゴリ化されて表示されるので。)
iOSアプリ版とはもちろんクラウドで連携します。最近は、ふと思いついたタスクについては、Evernoteじゃなくて、常にもち歩いてるiPhone版のThings3に直接書くようになりました。
Safariなどの「共有」からも直接Thingsへ保存できます。
- Macアプリ
- 20:45
- comments(2)
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- by watarai9
ちょっと質問なのですが、いつでも、というカテゴリ(標準である)はどのように使われてますか?