- 2014.06.18 Wednesday
役者さんが語る空気(エネルギー)
先日NHKの、土曜スタジオパークをたまたま見てて、今放送中の大河ドラマ軍師官兵衛に出演してる有名な俳優さんが、何気なく、「彼はそういうエネルギーを持ってるんで、現場に行くのが楽しみです」、って言ってたり、別の彼のことは、「現場の空気を変えられるから凄い」、と言ってて、興味深かったです。
役者さんとかは、演じる対象の個性だったり、演じる人自身の個性だったり、そういうものがとても重要視されるでしょうし、作品の中での人間関係を演じる中で、その個人の空気とか、人間関係の中での空気感のリアリティ、みたいなものも常に重視されてるでしょうからね。
顔までは変えられなくても、演じる対象が持ってる空気とかエネルギーや、劇中の人や人間関係が持ってる空気やエネルギーにも自ずと敏感で、それをサラリと表現したのかな、なんて思いました。
昨年大ヒットしたNHKのあまちゃんでも印象的だったのが、海女のおばあちゃんを演じる役者さんの空気感のリアリティが突出してることで、本当に北陸の人みたいな空気を出してるから、むしろ、北陸が舞台のはずのバーにその役者さんが登場したら、ここって東京のセットじゃないの?みたいな違和感まであって。
この役者さんと比べたら、このバーのセット内の空気はサラリーマンNEOな空気だよね、みたいな。
後に、新聞で、主役の女優さんが、その役者さんのことを、「空気をとても大事にしてるところを見習いたい」、と言ってて、やはりそうだよね、と思いましたし、その役者さんは、主役の女優さんのことを、「周りの大人が変にあれこれしようとしない方が良い、あのままが良い」、と言ってたのも、凄く当時も納得いきました。
そこいらの大人の浅知恵で狙ったものではとうてい得られない天然な素質を彼女に感じてたんだろうと思いますね。
見た目の可愛さがまず注目されがちな彼女にもむしろ、天然な役者気質なものを感じます。
- スピリチュアル
- 01:07
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- by watarai9